外出自粛要請中は内祝いを贈らない方がいい?

自粛ムードが続くなか、お祝いへのお礼はどうする?

自粛ムードが続くなか、お祝いへのお礼はどうする?

2020年に発生した新型コロナウイルスは、収束のメドも立たないまま世界中で猛威をふるっています。この感染症への対抗策として日本でも政府が全都道府県に緊急事態宣言を発令。それにともなって不要不急の外出自粛が求められているほか、学校の休校や仕事のリモートワークなど、私たちは今までに経験したことのない状況の真っ只中にあります。

とはいえ、春は新生活の始まる季節。進学や就職などで新たな生活をスタートする人にエールを送るという意味でも、何かお祝いをしてあげたいと思うもの。もちろん、結婚や出産といったお祝い事だってあるでしょう。そんな人生の門出にあたって、お祝いをもらった人という人も少なくないと思います。お祝いをもらったら、「内祝い」をお返しするのがマナーです。とはいえ、今は外出自粛期間中。内祝いをどうやって渡すべきか、そもそもこのような事態の中、内祝いを贈ることは失礼にならないか、と悩んでいる人も少なくないかもしれません。

お祝いをもらった時の「内祝い」のマナーって?

通常なら、お祝いをしてくれた人の自宅を訪問したうえで感謝の気持ちを伝え、お礼として内祝いを手渡します。もちろん、外出自粛期間中でも内祝いをお返しするべきでしょう。とはいえ、今は新型コロナウイルスの蔓延にともなう緊急事態宣言により、不要不急の外出を控えるように要請されています。そうなると、マナーを守るために自宅を訪問することが、かえって相手にとって迷惑となってしまうかもしれません。

そのような場合には、配送で内祝いを贈るのが良いでしょう。そもそも今は外出自粛期間中で自宅にいる時間が長いので、印鑑など受け取りの確認が必要な場合でもそれほど相手に負担はありません。念のため、送る前に電話やメールなどで荷物を送ったことを伝える配慮も必要です。

また、本来なら訪問してお礼すべきところですから、品物だけでなく手書きのメッセージカードなどできちんと感謝の気持ちを伝えるのも良いかもしれません。また、配送でお届けする場合は包装紙の内側に熨斗を巻く「内のし」にしましょう。

相手も楽しめてコスパも高い、カタログギフトがベスト

相手も楽しめてコスパも高い、カタログギフトがベスト

では、どのようなものを贈るかとなると迷いますよね。そんな時は、「カタログギフト」がオススメです。

「カタログギフト」なら、もらった人がカタログに掲載された商品の中から自由に選んで好きなものを受け取ることができます。外出自粛要請にともなって買い物などもままならない時期ですから、カタログであってもショッピングを楽しめるのは気分転換につながるはず。しかも、カタログギフトなら自分で選んで受け取ることができるぶん、開けてみてから「要らないのに……」なんてことにならなくて安心。ムダがないぶんコスパもいいといえます。

また、ご家族がいる方へカタログギフトを贈ると、家族のコミュニケーションができたという声も聞こえてきます。1点の商品を選ぶために家族会議をして普段は発生しないコミュニケーションが生まれることもカタログギフトの魅力です。カタログギフトだと少しセレクト感がないように思われがちですが、実際は贈る方ともらった方がともに喜んでいただける便利なツールです。お祝いをもらったら、すぐに配送で「カタログギフト」を贈るのがオススメです。